性病のピンポン感染に注意する

ピンポン感染とは、簡潔にいうとパートナーとの間で性病が順繰りに感染し続けるような状態を指します。
現代でも多くの人がこの現象に悩まされています。
片方のパートナーが性病に感染すると、それによってもう一方のパートナーも感染の危険にさらされます。
もし感染してしまった場合は両方が感染していることになりますが、時間がたつと片方のパートナーが完治し、もう一方のパートナーが完治していない状態になる可能性があります。
この状態でセックスなどの性行為をしてしまうと、折角完治したにもかかわらず再発してしまい、そして今度は一方のパートナーが同様の要領で再発します。
これがピンポン感染全体像で、場合によっては複数回繰り返されてしまいます。
スポーツのピンポンにおける選手を感染対象、ボールを性病の原因となる病原菌に見立てています。
一度この状態に入ってしまうとお互いの完治を認めない限りは抜け出すことのできない状態になってしまい、大変危険です。

ピンポン感染を防ぐために、勇気が必要とされる場面もしばしばあります。
カップル等の親密な関係では、お互いの関係を拗らせてしまうのではという心配や、性病に感染してしまったことへ恥ずかしさを感じてしまうなどの心理的な要因によって、自分が性病に感染していることを打ち明けることができずお互いに認知できないままピンポン感染が発生してしまうこともあります。
パートナーへ打ち明けることができなかった場合多くは相手に知られないように診察を受けに行きますが、相手にも感染している可能性は十分にあるためピンポン感染が発生する可能性も高いです。
また、片方のパートナーが特定の性病に対して症状を発生しにくような体質で無症状だった場合は、仮に感染してしまったとしても無自覚なままセックスなどの性行為を行ってしまい、ピンポン感染が始まってしまうこともあります。

これらのように、一度発生してしまうと状況によっては対処が難しくなってしまう可能性があります。
しかし、お互いに落ち着いて正しく対処していくことで、無事に完治することができます。

ピンポン感染を防ぐために検査と避妊具を着用する

ピンポン感染の予防方法は様々あり、しっかりと実践すれば発生を防ぐことができます。
ピンポン感染は多くが片方のパートナーの感染に始まります。
片方が感染してしまった場合におけるピンポン感染の予防で重要なのは、本人の治療だけではなく、まだ感染および発症が確認されていない場合でももう一方のパートナーに検査を受けてもらうことです。
この方法ではパートナーが無症状だった場合でも効果を発揮します。
これで片方のパートナーの感染が確認されなければしばらく性行為の等を制限することで感染拡大が防がれます。

また、もし両方とも検査で陽性が出た場合はそろって完治するまで治療を続け、性行為の制限等することが良いです。
これは予防だけでなく感染した際の対応ともなります。
また、ピンポン感染はパートナーの両方が前述の理由などでうまく並行して治療できないために発生しますから、お互いの感染の認知と検査は予防においてとても重要な存在となります。
性行為の際に避妊具を使用すると、感染そのものを防ぐだけでなく、仮に感染してもピンポン感染を防止することができます。
特に効果の高い避妊具はコンドームで、お互いの性器が触れ合わないようなものを使用すると特別効果が高まります。

また、体や性器、手の清潔を保つこともとても重要です。
性行為以外から感染する性病も存在するため、思わぬことが原因で感染することもあります。
ピンポン感染は自身の感染の無自覚によっても起こりえますから、性行為以外の経路での感染でもそれを起こす可能性は十分考えられます。
したがって、性行為の前にお互いに入浴をする、手を入念に洗うなどして体の清潔を保つことはピンポン感染の予防にもなり、また性病そのものの予防にもなります。
このようにしてピンポン感染は防ぐことができますが、これらを並行して行うことでそのリスクをさらに減らすことができます。